世界の競馬と言えばフランス凱旋門賞。ちょっとした日本のGⅠよりは知名度があるのではないでしょうか？世界でも有数のレースだけ有り、賞金額も１着228万ユーロ（約3億2500万円）、と日本最高額のジャパンカップ2億5千万円とくらべても大きく上回っています。

凱旋門賞で2着以下にしかなれないのなら、国内で1着を狙ったほうが獲得賞金は多くなるかもしれませんが、まだ日本国産馬では2着が最高。世界の競馬でも日本馬は注目はされますが、それでも1着にはなったことがありません。はじめて凱旋門賞を取る国産馬、というのは何者にも代えがたい名誉でもあるので、賞金額の大小では語れないものがありますね。

また、凱旋門賞と較べてしまうと若干の見劣りをしてしまった日本中央競馬ですが、水準で言えば国際的にもトップクラスで、市場としては相当大きなものです。

国内最高峰を争う有馬記念、ジャパンカップ、日本ダービーなどは世界のレースと較べて決して見劣りするものではありません。実際に優勝馬などは大体きちんと強い馬がほとんどです。
なぜなら、弱い馬ではそもそも出走自体が難しいからですけどね。

そんなJRAも最近は経営面で陰りを見せているようですが、いずれ世界を制するサラブレッドを輩出するべく、まだまだ頑張っていってもらいたいですね！